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03.2018.1340 代からの頭皮ケア:専門家が教える「正しい頭皮マッサージ」で健やかな髪と軽やかな毎日を
「最近、髪のボリュームが減ってきた気がする…」「肩こりがひどくて、頭まで重く感じる…」
このようなお悩みをお持ちの 40 代以上の日本人の皆様へ。もしかしたら、その原因は「頭皮の凝り」にあるかもしれません。頭皮マッサージと聞くと、「育毛のため」と思われる方も多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。
間違った方法で頭皮マッサージをすると、逆効果になることもあります。頭皮マッサージはまさに「諸刃の剣」。しかし、正しい方法で行えば、頭皮の血行促進だけでなく、首や肩の凝り、さらには精神的なリフレッシュにも繋がり、毎日をより快適に過ごすための強力な味方となるでしょう。
なぜ頭皮マッサージが大切なの?3 つの目的
頭皮マッサージには、主に以下の 3 つの目的があります。
- 頭皮の凝りを解消する:頭皮が硬くなると、血行が悪くなり、髪の成長に必要な栄養が行き届きにくくなります。
- 血行を促進する:頭皮全体の血流をスムーズにすることで、髪の毛の成長を促し、抜け毛の予防にも繋がります。
- 毛細血管の拡張を助ける:頭皮の細部にまで血液が行き渡るよう、毛細血管を広げる手助けをします。
マッサージを行うベストなタイミングは、入浴後と起床後の 1 日 2 回です。頭皮がガチガチに硬いと感じる時は無理せず、リラックスできる状態で行いましょう。
首・肩・背中の凝りも同時にケア!
頭皮の凝りは、実は首や肩、背中の筋肉の緊張と密接に関係しています。これらの部位が凝り固まっていると、せっかく頭皮の凝りをほぐしても、すぐに元に戻ってしまうことが多いのです。
頭皮マッサージを効果的に行うためには、まず首や肩、背中の凝りをほぐすことが重要です。以下の方法を参考に、ご自身が気持ちいいと感じる程度の力加減で、頭蓋骨周辺のツボ、首、肩をほぐしていきましょう。お風呂に浸かりながら行うのもおすすめです。
- まず、5 本の指で肩の筋肉をつかみ、前後に大きく回したり、左右に揺らしたりしてほぐします。右手で左肩、左手で右肩を揉みほぐしましょう。
- 次に、首筋から肩にかけての筋肉をつまみ、上下左右にゆっくりと動かして、筋肉の緊張を解放します。右側は右手で、左側は左手で丁寧に行いましょう。
- 頭蓋骨の周りにあるツボを気持ちいいと感じる強さで押しましょう。ツボが分かりにくい場合は、頭蓋骨の周りで少し窪んでいる部分を探し、特に心地よく感じる窪み(首筋の右側と左側)を中指や人差し指で 1〜2 分ほどじっくりと押してみてください。
- 体がリラックスしてきたと感じたら、肩甲骨を意識しながら、両腕を大きく前後に 5 回ずつゆっくりと回します。筋肉が連動することで、肩や頭の緊張がほぐれ、頭皮の凝りも取れやすくなります。
- 最後に、手のひらを使って、首筋から鎖骨へと向かってリンパを流すようにマッサージします。これにより、肩周りがさらに軽くなるのを感じられるでしょう。
正しい頭皮マッサージのやり方
首や肩のケアが終わったら、いよいよ頭皮マッサージです。必ず頭にタオルを一枚置いてから行いましょう。
タオルを頭頂部に広げ、両手のひらで頭を覆うように押さえ、頭皮を動かすイメージで前後左右に円を描くようにマッサージします。力を入れすぎず、2〜3 分行うだけで頭皮の凝りがほぐれていくのを感じるはずです。生え際、つむじ、頭頂部、耳の上あたり、後頭部など、全体をバランスよくマッサージしてください。
温浴施設も活用して全身リフレッシュ
心身ともにリラックスし、頭皮環境を整えるためには、月に 1〜2 回、サウナや温泉施設などを利用するのもおすすめです。自宅近くに健康ランドや日帰り温泉などがあれば、ぜひ足を運んでみてください。体が温まり、汗をかくことで、頭皮からもじんわりと汗が出てくるのを感じられるでしょう。
この情報は、日本の育毛コンサルタント山田佳弘氏の著書『薬を使わない発毛革命』からの抜粋です。
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